皆様よくご存知のとおり、私たちを取り巻く環境は年々過酷になってきています。
現在(2005年5月時点)の普通預金の金利は、0.001%(100万円を預金して、利子額は1年で10円)。定期預金の条件が最もいいもので、0.3%といった異常な低金利は未だ続いており、他にも年金問題、リストラ、年功序列型賃金制度の崩壊、高齢化社会、医療費の問題、ペイオフ制度等々、過酷な状況を挙げていけばきりがないほどです。
そんな中、今大々的に売られている個人向け国債。安全性を第一に押し出し、売れ行きも好調です。
ですがこの個人向け国債にも問題がないわけではありません。
金利は0.74%(第8回債)。100万円分買ったとして、1年間に受け取れる利子は7400円。
発行から1年経過すればいつでも換金できるということを大きくうたっていますが、その場合の換金価格は、「額面金額 + 経過利子相当額−直前2回分の利子(税引前)相当額」(このような計算は普通は誰もしないと思います)、もし第1回債のように金利が0.09%になってしまえば、この条件で計算すると、1年後に売ってしまうと、実は180円の損になってしまうのです。(金利に変動がない場合)
また、投資信託も今よく売れています。投資信託は安全だと思われがちですが、実は元本割れしている投資信託の数は枚挙にいとまがないほどです。
1口1万の投資信託が6000円代、7000円台。これらはまだいいほうで、1万のものが3000円台になっているというものも珍しくありません。
1万円のみの投資であれば、3000円になったとしても勉強代と笑って済ませるかもしれませんが、100口、100万円の投資であったら30万円台に目減りしているのです。こうなると笑い事では済まされません。
自分のお金は自分で守る。時代はまさにそうなってきています。
先行きの見えない不安な時代。
この先一体どうしたらいいのかと、多くの方が悩む時代。
私どもは、そんな時代だからこそ、自分のお金は自分で守る、それを可能とする賢い投資をお奨めしているのです。
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